あの、仲間になって下さい!

ふと目をやると、

知り合いの剣士さんが、若葉剣士さんに絡まれているところなのでした。



あの、○○さん 剣士ですか?

私ですか?そうですよ。

あの 仲間になってください!

え?

仲間になってください!

えっと、仲間っていうのはPTのことかな?友録のことかな?

あの

仲間です お願いします



どうやら本当の初心者さんみたいで。

結構長いこと絡んでいました。

ステ・スキルのこと、とか。僕の装備できるものはどこで買えますか、とか。



知り合いの剣士さんがとても大人な対応をしていてくれたおかげで、

安心して、見物できました。

そしてとうとうやんわりと、

剣士くんを帰すことに、成功するのでした。



初心者剣士くんにとって、

重厚な水の鎧を身に纏い、絨毯で浮くその剣士さんの姿が、

さながら、歴戦の勇者を思わせたのでしょう。(たぶん)



3年前、初めてファーストの物理剣士をギルドに入れさせて

もらうことになったとき、申し込みに立ち合って頂いた、

当時トップクラスのレベルであった、その副マスターの剣士さんも、

絨毯に乗り、水色のフルプレートアーマーを着用していらっしゃったので、

それは変に交錯して、私の胸の奥を、熱くさせるのでした。

あの、仲間になって下さい!

(会話はうろ覚えなので、事実と異なる部分もあるかもしれません。)

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genre : オンラインゲーム

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